育休中に資格試験~教員免許更新編~

皆さん、こんにちは。

 

少し前のブログで、育休中に資格試験にチャレンジしました~とお話しました。

保育士、TOEICファイナンシャルプランナー3級と受けてきたのですが、実は、教員免許の更新(中学校英語、高校英語)も行いました。

 

そもそも、教員免許更新制とは、その時々で必要とされる教員の資質能力を保持するため、定期的に最新の知識・技能を身に付けることが目的で、平成21年4月から始まりました。平成21年4月以降に初めて授与された教員免許状には、10年間の有効期限が設けられるため、現職の教員の方やこれから教壇に立ちたいという方は、免許の有効期限がきれる前に、2年間で30時間以上の免許状更新講習を受講・修了しなければなりません。

 

私の場合、教員免許が交付されたのが平成22年3月末ですから、ちょうど10年後の令和2年3月末(平成32年)までの2年間(平成30年~令和2年までの間)に更新講習を受けなければなりません。

 

免許更新講習は、教員免許が交付された教育委員会のある都道府県以外の都道府県でも受講できるため、各大学がどんな講義を提供しているのかをHPで確認し、事前申し込みをして受講が許可されれば、日本全国どこの大学でも受けることができます。

 

私の教員免許は、京都府教育委員会で交付されたのですが、当時住んでいたのは東京都だったので、東京の大学で免許更新講習を探しました。

 

が、しかし!免許更新講習って簡単に受講予約できるものではないのですね、、いろいろとてこずりました。その内容は、主に下記の2点。

 

(1)現職の教員が受講しやすい日程を考慮しているため、時期が限られている。

やはり、免許を更新しなければならない最優先は現職の先生方。そのため、現役の先生方が受講しやすい長期休暇の時期に、多くの講習が開講されています。例えば、夏休み(7月末~8月)、冬休み(12月末~1月初め)、春休み(3月末~4月頭)。私は教員をやめてから、そんなことすっかり忘れていて、1年中やっているのかと思っていたので、仕事との調整がうまくいかず、1年目(受講期限である2年間のうち1年目)は予約すらできませんでした。

 

(2)人気の講座は、すぐ埋まる!

多くの先生が受講できる長期休暇中に多くの講義が開講される上、人気の先生による講座や面白そうな講座はすぐ予約でいっぱいになってしまい、ますます予約が難しい状況になってしまいます。私が見たときには、時すでにおそし。だいぶ前から各大学のHPをチェックしながら、どれを受講するかあたりをつけ、予約開始日時を把握しておく必要があります。

 

主に上記の2つの理由から、私は1年目には更新講習が受けれませんでした。そのうち育児休業に入ったので、時間はあったのですが、今度は子どもを預ける場所がなかったたため、大学で受けることができず・・・。結局、、

 

放送大学のビデオ講義で、免許更新に最低限必要な30時間5科目(1科目=6時間)を受講しました。(お値段は1科目6,000円×5科目=30,000円。大学で受けても、1科目約6,000円くらいです。※2018年度現在)

ビデオ講義なので、申し込み期間中に登録してお金を支払えば、指定期間の間に自宅で講義を視聴することができます(ネット環境が必要です)。また、すべての講義を受け終わったら、指定会場に認定試験を受けに行かなければなりません(1日間)。その試験に受かれば、免許更新講習を修了したとみなされます。

 

テレビ講義の中身の感想は、、

 

授業の質については、ん~・・・って感じでした。

 

やはり、同じお金払うなら、自分で面白そうな講義を選んで、大学で先生から直接学んだ方が断然面白いと思います。現役の先生でなくとも、スケジュールが合えば、皆さんぜひとも大学で受けた方がいいと思います。

 

でも、時間的制約があったり、スケジュールがどうしても合わなかったり、私のように育児等でなかなか外に出られない場合は、テレビ講義は大変便利なものだとも思います。

 

こんな感じでなんとか免許を更新しました。次に更新するときは、大学でうけたいな。。