お母さんの態度が子供に与える影響
皆さん、こんにちは。
今日、ある心理カウンセラーの方のお話を聞いていて、おもしろいなと思ったことがありました。
私たちが知らず知らずのうちに持っている、考え方や生き方の「前提」。
例えば、
「私ってなんでダメなんだろ」
「周りに迷惑かけないようにしなきゃ」
「人に喜んでもらわないと」
「なんで生まれてきたんだろ」
という「前提」を持っている人と、
「私はみんなに愛され、私もみんなを愛している」
「周りの人はみんないいひとで、いつでも私を助けてくれる」
「私の存在自体がみんなを幸せにする」
という「前提」を持っている人とでは、
その前提から生まれる考え方や行動、生き方が全然違ってきますよ、という話。
前者の前提で生きていると、自分の好きなことをして生きる、というよりも、常に人の顔色や機嫌をうかがって、人に合わせたり、喜んでもらえるようにして生きるようになりがちです。逆に、後者の前提で生きていると、自分は価値がある、自分の存在そのものが周りを幸せにする、という強い自己肯定感がもとになっているので、他人の言動や他人からどう思われるとかいちいち気にせずに、自分の好きな人生を好きなように生きる、ということができやすくなるというのです。
では、その大切な「前提」がどうやって作られるのかというと、お母さんとの関係が深くかかわっているらしいのです。
小さいころ、お母さんとどのような関係を築いてきたか。
お母さんは、笑っていたのか、おもしろかったのか、明るかったのか、暗かったのか、怒っていたのか、悲しんでいたのか、愚痴ばっかり言っていたのか・・・。
子どもが多くの時間を一緒に過ごす母親の態度や表情、言動などが自分の「前提」に深く関係しているようです。
別のあるコンサルタントの方も言っていました。
「家の中ではお母さんが一番ハッピーじゃないといけない」
これも、お母さんの態度や幸せ度が、子どもの意識に少なからず影響を与えているということを示しています。子どもの意識に与えた影響が、その子の意識の「前提」となり、その前提をもとに考え、行動し、これからの人生を歩んでゆくのです。
そう思うと、子育てをする中で、お母さんの在り方ってすごく大事・・・と思います。仕事で疲れていても、忙しくても、子どもと一緒にいれる時間は大切に、たのしみたいなと思います。